2023年10月、初めての子供を無痛分娩で出産をしました!結論、無痛分娩サイコー!全然痛くなかったのです😭💛
無痛分娩ってどんな感じ?本当に痛くないの?費用は?など、気になる方に向けて私の体験談をまとめます!
私が無痛分娩を選んだ理由
私が無痛分娩を選んだ理由は、
「とにかく痛いのはイヤ!!怖すぎる!!」
これにつきます笑
出産の痛みについて、周囲から「骨盤が破壊される痛み」「交通事故にあったかのような痛み」(怖がらせてしまいすみません)と聞いていた私はビビりまくっていました(苦笑)。ただでさえ初めての出産は不安だらけ。産後の体力温存もしたかったので、妊娠が判明しすぐに無痛分娩の産院を予約しました!
妊娠判明〜病院を選ぶまで
妊娠が判明して、無痛分娩対応の病院を調べると、自宅から行けそうな所は2つ。(意外と少ない•••!)
主に次の3つのポイントで病院を決めました。
- 自宅からの距離が近い(大きなお腹で長距離を移動するのは怖い。破水したらすぐに病院に行ける。)
- 無痛分娩の実績が多い(近所のクリニックの先生に聞きました)
- 病院内が綺麗(少しでもリラックスして、出産を良い思い出にしたかった)
電話で出産予定日を伝えて無事予約完了!(クリニックの先生曰く、近年無痛分娩のニーズが増えているようなので早めの予約をおすすめします。)
ちなみに、妊娠が分かると15回近く検診があります。今回、なるべく近い病院を選びましたが、定期的に通うには近い方がいい、ということで私は2つの病院にお世話になりました。
・妊娠判明〜32週→近所のクリニックで検診
・33週〜出産 →無痛分娩対応の産院
とにかくこの年の夏は暑く、できるだけ体への負担を少なくしました。産院でしっかり対応してもらえるよう、念の為クリニックの先生に紹介状をお願いしました!産院の先生によると、私のように病院を使い分ける人は結構いるようです。
無痛分娩までの流れ
私は予定日より2週間早い38週で出産しました。
その日はちょうど定期検診日で、エコーで膣内や子宮の開き具合等を診てもらい「出産までもう少し先ですね〜」とのこと。
しかし、夜22時。ソファに寝転びテレビを観ていると「何だか気持ち悪い…夕飯食べすぎたかな…」。
しばらく様子を見ていると何と表現すればいいのか難しいけど、
「体内の水分のphが変化したような、つわりでも食あたりでもない初めての感覚」になりました。
程なくチョロチョロと温かい水が出てきて「もしやこれが破水か…?」とドキドキ(自分の意志とは関係なくサーっと流れてくるんですね)。
急いで病院に電話をし、様子を伝えると「病院に来てください」とのこと…!
どんどん破水してくるので買っておいた産褥パッドを付け、バスタオルと入院バックを抱えて陣痛タクシーで病院へ向かいました。(陣痛タクシーは専用ダイヤルで24時間対応してくれて、陣痛時の送迎講習を受けたドライバーさんが事前登録した病院まで送ってくれるので登録しておくと安心ですよ!)
0:00 入院
病院へ到着し、助産師さんに子宮を診てもらうと「確かに破水しているので、このまま入院しましょう」とのこと。
その日は妊婦さんが多く、部屋が空いていないので分娩台で夜を過ごすことになりました(分娩台、固くてつらかった…予定日通りだったら個室でゆっくり眠れたのに涙)。
旦那さんには一度帰宅してもらいました。
0:30 麻酔用カテーテル挿入
麻酔科の先生が来て、点滴と麻酔カテーテルを一気につけられました。妊娠中は痛みを不安に思っていましたが、チクッとする程度であっさり終了。
1:00 子宮頸管熟化剤を飲む
子宮を柔らかくして分娩の準備をする薬を1時間おきに4錠飲み始める。
助産師さんからバースプラン(産まれたら抱っこしたい、家族写真撮りたい等)の確認がある。
3:00 陣痛開始
強い生理痛のような痛みが10分おきにきて、脂汗がでる。眠気と相まって記憶が飛んでいる。
4:30 麻酔開始
痛みに耐えられなくなり、助産師さんにお願いして麻酔開始(麻酔を入れると水が飲めなくなるということだったので我慢してたけど、痛みが強くなり怖くなってきた)。30分くらいで痛みが和らぎ始めました。
予定日より前に破水すると、無痛分娩でも麻酔を入れるまでは「なんちゃって陣痛」を経験することをこの時初めて理解。
5:30 子宮口が開き始める
子宮口が4センチ開く。
助産師さんが来て、アイスノンを四肢に当てて、どれくらい冷たいか10段階で答えるよう言われる。これを何度か繰り返し、全身に麻酔が回っているか確認する。陣痛の痛みはゼロ。
9:00 子宮口全開
赤ちゃんが下がってくるのを待つ。旦那にいよいよ生まれそうと分娩台からメール。ちょっと緊張。
10:00 出産
骨盤を上げながら、ヒーヒーフーを何度か繰り返し、無事出産!!!👶🏻
「え?産まれたの!?え、あ、ほんとだ、かわいい!」という感じで、タオルで拭かれる産まれたばかりの息子を動画に撮る余裕があるくらい全く痛くなかったです!!!(驚)
会陰切開をした箇所を縫合してもらう時も痛みは全くありませんでした(これも不安だったのでよかった涙)
その後、3時間くらいすると麻酔が切れ始め、お尻やお腹に鈍痛が出てきましたが、痛み止めをもらえるので、全然我慢できるレベルでした。
というわけで、麻酔をしてからは本当に痛みを感じませんでした(感動)。
無痛分娩でかかった費用
私が無痛分娩でかかった費用は、
ずばり 130万円 でした…! 高っっっ💦
出産育児一時金50万円を除くと、手出しは80万円…。出産までの検診費用も高く、出産は本当にお金がかかりますね…。
ただ、私はありがたいことに個室で6日も入院させてもらい、深夜分娩料も加算されたので高い方だと思います。
私がお世話になった病院の費用をみると、無痛分娩は自然分娩に比べて約35万円高いようです。(無痛分娩麻酔手技、管理料などがかかるようです)
無痛分娩のメリット・デメリット
私の経験から感じた無痛分娩のメリット・デメリットは、
◼︎メリット
- 陣痛・出産の痛みを大幅に軽減できる(私はほぼゼロ)
- 精神的な安心感がある。リラックスして出産に臨め、良い思い出づくりができる(出産した瞬間を記憶できる、写真・動画で記録できる)。
- 体力の消耗を抑えられる。
◼︎デメリット
- 費用が高い
⚠️上記はあくまで私の経験談に基づく記載です。
- 麻酔の効果には個人差・タイミング差があり、痛みがゼロにならないケースもあるようです。
- 麻酔の副作用(頭痛、吐き気など)やリスクなどは病院に確認しておくと安心です。
- 病院により費用や対応が異なりますので、ご確認をお願いします。
私は、無痛分娩をして出産が素敵な思い出になり、本当に良かったです!
自治体によっては助成金がスタートするようですが、もっと当たり前のように手頃な価格で無痛分娩が利用できるようになればいいのにと思います。無痛分娩を検討している方の参考になれば幸いです!
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